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ものづくり競技大会で受賞 九州職業能力開発大学校


銀賞と敢闘賞

厚生労働省が所管し、ものづくり産業に特化した教育プログラムを実施する九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、岡田龍雄校長)は7月31日から2日間、ものづくりの技術力を競う「第14回若年者ものづくり競技大会」に出場し、銀賞と敢闘賞を獲得した。
同大会は、ものづくり技能の向上、育成を目的に中央職業能力開発協会が毎年開催するもの。職業訓練開発施設や工業高校に通う20歳以下の生徒を対象に、「メカトロニクス」、「旋盤」、「電子回路組立て」など15部門で技能を競う。
このうち同大学校は、テーブルの上に金属を固定して刃物を回転させながら削る「フライス盤」部門(33人出場)、工場の自動生産設備を模倣したモデルを使用して、調整やプログラミングを実施する「メカトロニクス」部門で2位の銀賞を獲得。また、工作機械で金属を加工する技能を競う「旋盤」部門においては敢闘賞を受賞した。
岡田校長は「実践的なカリキュラムを充実させながら、学生がさまざまな大会に出場できるようサポートしていきたい」と話している。

2019年8月20日発行