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年内にインドネシアで現地法人設立 ダックス


戸建住宅事業を展開

分譲マンション、戸建住宅の企画、販売などを手掛ける㈱ダックス(福岡市中央区長浜1丁目、石原紀幸社長)は、年内をめどにインドネシアのジャカルタで現地法人の設立を計画している。
約3年前からインドネシアで金属を製錬する際に発生する副産物のスラグ事業を展開。同国を行き来する中、人口世界第4位で今後生産人口が増加し、消費が活発化することや所得水準の上昇が予測されるため、一般消費者向けに戸建住宅の企画、販売事業を展開する。エリアはマカッサル、ベカシ、タンゲラン、セマラン、ジョグジャカルタ等を検討している。資本金は66・6%がダックス、33・3%は現地企業が出資する。社長は平崎守会長が就任予定。石原社長は「法人設立を見据え、1月に立命館アジア太平洋大学から2人、4月に琉球大学から1人、インドネシア人を採用した。具体的に購入を検討している土地が出ているのはマカッサル」と話している。
同社は1995年2月設立。資本金1億9134万円。売上高73億8950万円(19年1月期)。従業員80人。石原社長は福岡市出身。1963年2月14日生まれの56歳。九州大学経済学部卒。趣味は食べ歩き。

2019年7月17日発行