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年内めどに法事向け調理食品を販売開始 アクシュワン


年間売上高3億円を目指す

婚礼、パーティー向け調理食品の製造、卸売を手掛ける㈱アクシュワン(大野城市仲畑1丁目、髙田橋寛社長)は、年内をめどに法事向け調理食品の販売を開始する。
昨年10月にレストラン「四季彩料理ふるさと」(福岡市南区鶴田2丁目)運営の㈱ふるさと(同所)を完全子会社化。レストランで提供されている精進揚げや煮物などを加工し、セットや単品で受注生産する。全国の葬儀場向けに販売し、年間売上高3億円を目指す。価格帯は未定。髙田橋社長は「今後、婚礼数や法人主催パーティーの開催数が減少傾向になることを見据え、法事でのニーズを取り込んでいく。将来的には全国の法人や個人向けにも販売していきたい。和食の取り扱いの幅を広げることで、旅館への事業展開を構想している」と話している。
同社は2002年3月設立。資本金3000万円。売上高8億1000万円(18年2月期)。従業員50人(パート含む)。髙田橋社長は大牟田市出身。1959年1月4日生まれの60歳。大牟田南高校卒。趣味はオーディオブック。

2019年7月9日発行