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福岡空港ビル内に単独物販店を計画 楽天地


来年2月頃をめどに

福岡市内を中心にもつ鍋専門店を展開する㈲楽天地(福岡市中央区天神1丁目、水谷崇社長)は来年2月頃をめどに福岡空港ビル内に単独の物販店の出店を構想している。
昨年7月に販売開始したもつ鍋セットは売り上げは前年の3倍に伸長しており、プロモーションの促進を一層図るもの。これまでは博多駅や福岡空港のお土産コーナーでの販売だったが、もつ鍋専門店としての物販店は全国初になるという。出店場所は福岡空港国内線2階のフードコート向かいのお土産コーナー(約300㎡)の一角。商品は今年3月末に開催された西日本新聞社主催のお土産グランプリで入賞したもつ鍋セットともつ鍋スープなどを予定。時期は来年2月または3月。
水谷社長は「もつ鍋セットの販売開始直後は販売チャネル構築に時間を要したが、このような話をいただくようになって嬉しい。物販店そのものが宣伝効果になれば良い」と話している。
同社は1977年創業、84年設立。資本金1000万円。従業員105人(アルバイト等含む)。もつ鍋「楽天地」を福岡市内に7店舗、ベトナムと韓国に各1店舗展開。2019年2月期の売上高は6億9000万円。
水谷社長は福岡市博多区出身。1970年7月16日生まれの48歳。西南学院大学経済学部卒。福岡銀行勤務を経て2004年に同社入社。2014年に営業本部長を経て今年3月社長就任。趣味は読書。

2019年7月9日発行