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天神3丁目のコワーキングスペース運営開始 Sea Glass


女性のキャリア支援に活用

新卒採用・キャリア支援やイベント運営などの㈱Sea Glass(シーグラス・福岡市博多区博多駅前4丁目、中澤胤貴社長)は7月1日付で、同市中央区天神3丁目のコワーキングスペースの運営権を譲り受け、7月4日から営業を開始した。
コワーキングスペース「天神仕事基地」を運営していた㈱オールフェスタ(福岡市中央区天神3丁目、大久保道和社長)から譲り受けたもので、譲渡額は非公表だが数千万円規模としている。オールフェスタはアドバイスなどの後方支援に携わる。約130㎡の施設内に設置された機材や家具なども引き継いでおり、年内は名称や既存の利用料金を変更せずに運営するが、営業しながら内装や設備のリニューアルを進めていく。
またこれまで同施設は学生の利用が中心だったが、女子大生から40代の女性をターゲットにキャリア支援するプランを新たに用意。会員登録することで、月額2000円でコワーキングスペースの利用やWeb制作・デザインなど施設内で開講されるスクールへの参加が可能になる。協賛企業も募っており、企業は月額1万円~5万円を支払うことで施設内での情報発信や求人、スタッフのコワーキングスペース利用などが可能になる。
同社は「事務所も同施設内への移転に向けて準備中。これまでもキャリア支援に取り組んできたので、今回のコワーキングスペース運営を引き継いだことで新たな層の取り込みやスペースを使ったイベント開催などにつなげていきたい」と話している。
同社は2016年設立。資本金330万円。従業員数8人(アルバイト含む)。

2019年7月9日発行