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旧本店跡地に2階建ての簡易建物を建設 石村萬盛堂


廻り止めのタイム計測場所として

菓子製造・販売業の㈱石村萬盛堂(福岡市博多区須崎町、石村善之亮社長)は、7月から始まる博多祇園山笠の廻り止め(決勝点)のための簡易建物を建設する。
これまで博多祇園山笠のクライマックスとなる追い山は「廻り止め」横に位置する旧本店(同所)の2階でタイムを計測していたが、建て替えのため1月14日付で営業を終了。建物を取り壊した後は、埋蔵文化財発掘調査(鎌倉時代までの地層を発掘中)が進行中のため、伝統ある山笠期間中に限り、新たに2階建ての簡易建物を建設し、これまでと同じ高さから計測場所を確保する。
本店は仮店舗として、同区下川端街で「石村萬盛堂 土居通り店」を営業中で、旧本店跡地は10月まで埋蔵文化財発掘調査を実施した後、2021年春の完成を目指し9階建ての新ビルを建設する。

2019年7月2日発行