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7カ月決算で売上高は194億9900万円 梅の花


今期は過去最高を予想

湯葉・豆腐料理の和食レストランを展開する㈱梅の花(久留米市天神町、本多裕二社長兼COO)の2019年4月期連結決算は、売上高が194億9900万円、経常利益が3億円となった。決算期を9月末から4月末に変更したことによる7カ月決算のため対前期増減率は公表していない。
京都セントラルキッチン(CK)稼働による自然災害などへのリスク分散に加え、各CKの製造品目見直しや製造拠点集約によるCK間の配送廃止など生産性向上や物流コスト削減に取り組んだ。セグメント別にみると、主力の外食事業では店舗数は4店舗出店で105店舗となり、売上高は113億7300万円。テイクアウト事業では店舗数は4店舗出店で183店舗となり、売上高72億2100万円だった。外販事業の売上高は9億500万円で、子会社の統合再編によって製造・販売機能の一元管理体制を構築したほか経費削減などに取り組み収益が改善した。営業利益は3億5600万円、当期純利益については京都工場の設立に伴って京都府より「京都産業立地戦略21特別対策事業費補助金地元(府内常用)雇用促進補助金」を受領したことなどが影響して1億8400万円(前期は1000万円)となった。今期は子会社化した居酒屋運営の㈱テラケンの売り上げが加わることから売上高は過去最高の351億7200万円、経常利益は2億2500万円を予想している。
同社は1990年1月設立。資本金50億8294万円。従業員数696人。

2019年6月25日発行