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売上高は124・5億円 YE DIGITAL


今期は増収増益見込む

情報処理サービス業の㈱YE DIGITAL(旧・安川情報システム、北九州市八幡西区、遠藤直人社長)の2019年2月期連結決算は、売上高が124億5100万円、経常利益が4億6700万円だった。
前年の18年2月期が決算期変更に伴う約11カ月決算だったため、前年比較はなし。営業利益は4億5900万円、当期純利益は2億300万円だった。製品組み込みソフトや安川電機グループなど企業向けERPソリューションが好調に推移。全体の受注高も増えた。
今期は売上高で18年度比4・4%増の130億円、経常利益で同17・8%増の5億5000万円を見込む。

21年度に売上高150億円目指す

また、同社は21年度まで3カ年の新中期経営計画を策定。毎年10億円ずつの増収で最終的に売上高150億円、営業利益で12億円を目指す。組込・制御事業分野でソリューションビジネスを拡大させ、ビジネス事業分野でも新規顧客の拡大を図る。
同社は16年から18年度までの前中期計画で、最終目標で売上高168億円、営業利益10億円を目指していたが、顧客のIOTへの大型投資が期待より少なかったことなどから、実際は売上高125億円、営業利益4億6000万円でいずれも達成できなかった。

2019年6月11日発行