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埼玉の柳沢製袋を子会社化 大石産業


紙袋事業の拡大図る

産業用包装資材総合メーカーの大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、大久保則夫社長)は5月31日、クラフト紙袋製造販売の柳沢製袋㈱(埼玉県熊谷市見晴町、江野宏明社長)の株式を取得し、子会社化した。
紙袋事業の拡大を図る一環。株式の取得比率は全株式の55%。代表取締役社長には輪竹英章大石産業事業本部東京支店長が就任し、江野社長は取締役会長に就いた。柳沢製袋は1952年10月設立、資本金5000万円。2018年3月期の売上高は11億800万円、経常利益は7700万円。従業員25人。大久保社長は「柳沢製袋は関東地区を基盤とする製袋会社で米麦や製粉など食品関連に強く、食品安全マネジメントシステムなどの認証も取得している。子会社化で同地区のサプライチェーンの拡大とグループシナジーが発揮されることを期待している」と話している。
同社は1925年創業、47年2月設立。資本金4億6640万円。2019年3月期売上高は187億8500万円。従業員334人(18年9月末)。

2019年6月11日発行