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北海道東川町とパートナーシップ協定締結 ヌーラボ


同町でリゾートワーク実施へ

Webサービス開発・運用の㈱ヌーラボ(福岡市中央区大名1丁目、橋本正徳社長)は5月23日、北海道上川郡東川町(松岡市郎町長)と「東川パートナーシップ協定」を締結し、同町でリゾートワークを実施することを発表した。
同社では昨年から福利厚生の一環で宮古島に滞在してリモート環境で通常業務に従事することができるリゾートワーク制度を設けている。希望者を社内で公募し、選抜された社員やその家族の旅費を一部負担するもので、これまでに11人の社員が制度を利用した。宮古島でのリゾートワークを継続しつつ、新たに東川町でも実施していく。宮古島でのリゾートワークでは滞在期間中に現地の小中学校・高校で社員による特別授業をしており、同町でも地域の小中学生や公立日本語学校での留学生に向けた教育プログラム実施を検討している。東川町は旭川空港から約7㎞の場所にある人口約8000人の町。同社がリゾートワーク制度の新たな候補地を検討していた際に、定住者が増加し、「写真の町」としての町おこしや役場の組織づくりに取り組む同町に興味を持ったことから今回の協定締結に至った。同社は「中途採用者を中心に規模を拡大してきた当社にとって、制度利用期間中の特別授業によって人に何かを教える機会は貴重な研修の場と捉えている。この機会が町民への貢献にもつながれば」と話している。

2019年6月4日発行