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前年同月比0・8%増の159億8300万円 福岡市内4百貨店の4月売上高


2カ月連続のプラスに

福岡市内4百貨店の4月売上高は、前年同月比0・8%増の159億8300万円で2カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が5月21日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では、身のまわり品が33億4000万円(6・1%増)、雑貨が35億9300万円(7・6%増)だった。一方、衣料品は48億9400万円(3・6%減)、家庭用品が3億9000万円(10・8%減)、食料品が29億6300万円(1・3%減)、食堂・喫茶が2億2900万円(11・1%減)だった。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡市を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)の同月売上高は198億6700万円(3・2%減)で2カ月連続のマイナスとなった。商品別では、衣料品が、73億100万円(5・5%減)身のまわり品が22億6800万円(4・5%減)、家庭用品が9億5700万円(5・9%減)、食料品が49億100万円(1・4%減)、食堂・喫茶が5億2200万円(3・1%減)と軒並み前年を下回った。一方、雑貨が33億7100万円(3・5%増)と上回った。
全国の売上高は、気温が低く不安定な天候の影響から、この時期主力の春物・初夏物の衣料品が低調で1・1%減と3カ月ぶりにマイナスだった。一方、ラグジュアリーブランドを中心とした高額品やインバウンドは引き続き好調を維持し、特にインバウンドでは344億円(9・3%増)と、3カ月連続で過去最高額を更新した。
表はこちらから。

2019年6月4日発行