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65億円かけ丸田公園に庁舎本館を建設 糸島市


24年度の完成目指す

糸島市(月形祐二市長)は5月22日、市の庁舎本館を65億円かけて建設することを発表した。2022年度の着工、24年度の完成を目指す。現庁舎本館(同市前原西1丁目)は解体後駐車場にし、連絡通路で繋がっている庁舎新館については複合施設「市民・人権センター(仮称)」として活用する。
約50年前に立てられた本館では施設や設備の老朽化が目立ち、手狭になったことから取り組むもの。場所は現庁舎本館東側の丸太公園。延べ床面積は約1万1800㎡。4階建てで1・2階は市民の利用頻度が高い窓口機能や多目的ホール、3階は防災拠点、4階は事務、議会スペースとする。新庁舎ではバリアフリーなどのユニバーサルデザインを取り入れるほか、太陽光発電設備や屋上の緑化などを設置することで、運用に必要なエネルギー消費量を省エネや再エネの利用で削減し限りなくゼロにする「ZEB化」の検討も進めている。また、建設地となった丸田公園に代わり、市では丸田池周辺での新たな公園整備も並行して進めていく。

2019年6月4日発行