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不良債権処理費用増え減収減益 筑邦銀行


当期純利益も3割減

㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)の19年3月期連結決算は、売上高に相当する経常収益が前年比5・2%減の181億700万円、経常利益が同31・0%減の13億6100万円で、減収減益となった。
貸出金利息の増加などから資金運用収益が増加したものの、株式等売却益が減少したことで減収。利益面では不良債権の処理費用が増加したため、減益となった。当期純利益は31・8%減の8億3500万円。売り上げの大半を占める銀行ベースでは、経常利益が37・8%減の10億6200万円の減益だった。
今期の経常収益は前年比8・6%減の165億5000万円、経常利益は同26・5%減の10億円、当期純利益は28・1%減の6億円の減収減益を見込んでいる。

2019年5月28日発行