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売上高は0・5%増の266億9400万円  RKB毎日ホールディングス


放送、システム、不動産伸び

㈱RKB毎日ホールディングス(福岡市早良区百道浜2丁目、井上良次社長)の19年3月期連結決算は、売上高が前期比0・5%増の266億9400万円、経常利益が同16・0%減の19億7900万円で増収減益となった。
主力の放送事業では、スポット収入が下期で活況だったテレビ、ネット番組の拡大や特番セールスなどでタイム収入の上積みを図ったラジオともに増収。システム関連も官公庁分野、医療分野の新規顧客獲得と元号改正、消費税改定ニーズを背景に受注が伸びたほか、不動産事業もテナント収入や駐車場収入が前年を上回り、全体では2期ぶりの増収となった。一方で子会社の前年度の退職金制度変更による引当金の取り崩しがなく支出が大幅に増加したことで、経常利益は4期ぶりの減益となった。
今期は売上高が263億6000万円(1・3%減)、経常利益が19億円(4・0%減)の減収減益を見込んでいる。

2019年5月28日発行