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熊本工場内に天然水の充填ライン コカ・コーラ ボトラーズジャパン


阿蘇を採水地に

コカ・コーラ ボトラーズジャパン㈱(本社・東京都港区、本店・福岡市東区箱崎7丁目、カリン・ドラガン社長)は5月9日、熊本工場(熊本市南区)内にペットボトル製品の充填ラインを増設し、阿蘇を採水地とした「い・ろ・は・す 天然水」の製造を始めた。
顧客の嗜好が缶製品からペットボトル製品へ急速に進む中、市場ニーズに応えるため2020年までに同社製造工場内に合計7ラインを段階的に設置していく計画に基づいたもの。熊本工場の新ラインはペットボトル飲料の無菌充填(アセプティック)ラインで、生産能力は小型ペットボトル製品900本(1分間当たり)、大型ペットボル製品300本(同)。生産品目はナチュラルミネラルウォーターとフレーバーウォーター。「い・ろ・は・す 天然水」は、これまで全国6カ所で採水し製品化してきたが今回、7カ所目の採水地として「阿蘇」の天然水が加わり、5月27日から熊本県のほか九州北部や中国地区で販売していく。
5月9日には同工場内で竣工式を開いた後、西口洋一執行役員製造統括部長と澁谷伸一熊本工場長、藤高恵志熊本・大分支社長が熊本県庁に蒲島郁夫地知事を表敬訪問し、新ラインの竣工と新商品の発売を報告した。

2019年5月21日発行