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ショッパーズ福岡店をリニューアル イオン九州


エリア対応を強化

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)は4月25日、中央区天神のイオンショッパーズ福岡店をリニューアルオープンした。
同店は4月21日付でイオンストア九州から移管、近く5~8階を福岡地所に賃貸し、天神ビッグバンに伴うオフィスの一時移転先として提供する予定で、商業施設面積は従来の約1万8000㎡から約1万2800㎡に減少した。5階以上のリニューアルは6月以降の予定で今回は地下1階から地上4階までの店舗部分。地下1階は食料品売り場とイートインコーナー、フレッシュジュース、クリーニング店、1階はペットフード・用品、医薬品・調剤薬局、化粧品、生花店、ベーカリー、銘菓店、2階にはTSUTAYAが福岡ビルから移転入居。3階は衣料、服飾、4階はダイソーなど専門店6店舗となっている。
柴田社長はオープン時のあいさつで「売り場が4階までに縮小するため、地域で求められる品揃え、店づくりを考えた」と語っており、地下の食品でオーガニック食品や減塩食品、カロリーオフ食品など健康に配慮した商品を強化、1階にはフレッシュジュースや焼き立てパンにイートインコーナー、2階のTSUTAYAはビジネスマン向けにコ・ワーキングスペースも設置するなど、主な客層であるオフィスワーカーへの対応を強めている。またインバウンドへの対応では、イオン九州が運営する他店舗に先駆けて「メルペイ」「ペイペイ」「オリガミペイ」での決済サービスを導入した。

2019年5月14日発行