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朝倉郡筑前町に木質チップ製造工場建設 中山リサイクル産業


九電みらいエナジーと共同で

木材のリサイクル事業の中山リサイクル産業㈱(糟屋郡須恵町植木、中山智社長)は、九州電力の100%子会社・九電みらいエナジー㈱(福岡市中央区渡辺通2丁目、穐山泰治社長)と共同で朝倉郡筑前町に木質チップの製造工場を建設している。2020年3月に完成予定。
九電みらいエナジーが建設している木質バイオマス発電所の発電燃料供給拠点として、中山リサイクル産業が主導となり進めているもの。場所は昨年12月に九電みらいエナジーとの共同出資した木質チップの製造事業の会社・グリーンパークN&M㈱(朝倉郡筑前町森山、河野秀彦社長)の本社敷地内。完成後は県内の森林組合で構成された「ふくおか木質バイオマス木材安定供給協議会」がチップの原料となる木材を調達し、工場でチップ化する。同社では「木質バイオマス発電を通じて、再生可能エネルギーの普及拡大と福岡県近郊の林業や地域の活性化に貢献していきたい」と話している。

2019年5月14日発行