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100年企業を目指し、「人が集まる会社」に
地場トップクラスのゼネコンとして福岡のまちづくりを支える照栄建設㈱では、6月から節目となる50期目がスタートする。創立以来一貫して、人間性を重視した強固な組織づくりと人材育成に取り組んできた。100年企業を目指して未来を担うリーダー輩出に重点を置き、評価制度の整備や教育環境の拡充を進めている。
時流に乗り、成長続けた50年
1972年創立の照栄建設㈱では6月から50期目がスタートする。「時流に乗るべし」という社訓のもと、建設業界を取り巻く環境の変化に素早く柔軟に対応し、半世紀の間に着実に規模を拡大していった。社員6人で創業した同社は、建設需要が急速に拡大する時代の流れに乗り、その後は農地主向けのアパート建設で伸長。自社企画マンションも手がけるようになり、今では地場ゼネコントップクラスの売上高・施工実績を誇るまでに成長した。50周年を前に、さらなる業績拡大を目指して営業強化に励んでいる。
人材育成強化で環境変化に適応
コロナ禍で会議の一部はオンラインに切り替え、採用試験でもリモート面接を実施するなど非対面でのやりとりが浸透した。住宅販売の情報発信や見学などでも今後はWeb活用が進むと見ている。「Web活用により営業スタイルが変化する。共感性や見せ方を重視し、営業力・提案力を向上させなければならない。変化に適応し、ニーズをつかむ力を持つ人材が必要で、人材育成をより強化する時期だと考えている」という冨永社長。人の成長が会社の成長と捉え、社員教育に重点を置く。次代を担う人材の育成のためにリーダー研修を強化しているほか、年齢やポジション別にマナー講習、ハラスメント研修など実施。また、資格取得の支援で専門職のキャリア形成をサポート。「自分がどうありたいか考え、自己実現のために会社の制度や環境を活用していってほしい」と思いを込める。
働きやすい環境づくりにも取り組んでいる。新たに整備した人事評価制度に基づき、評価を役職や給与に反映。適正な人材配置・抜擢でモチベーションアップを図る。またこの機会に、書類の電子化など社内でのIT導入も加速させていく方針だ。効率化で残業を減らし、無理なく本業に集中できるよう、必要なIT投資を進めていくことに意欲を見せている。「ただし、人の手作業が欠かせない建設現場で、技術や管理能力に関しては常に磨く必要がある。情報を正しく理解し、新たなツールを適切に使いこなすための学習環境も設けたい」とさらなる教育の充実と強化を進めていく。
人間性重視の強固な組織づくりを
創立以来赤字なしの堅実な経営に加え、無借金経営の継続、自己資本比率引き上げで強固な基盤を築き、その安定した財務体質で継続的に人材育成への投資を可能にしてきた。成果は数字として表れ、社員のほとんどが新卒で入社する中、離職率は1%以下、平均勤続年数は20年以上と定着率の良さがうかがえる。「長く勤めるほど人生の大部分を会社で過ごすことになる。さまざまな経験と自己決定ができる場所にしたい」と思いは熱い。経営陣の考えも見える化させるために、毎月トップメッセージを社員向けに発信し、理念の共有に努めている。
「50周年はあくまで通過点で、目指すところは100年企業」とさらに先を見据えている。「人の活躍が会社の姿で、人が会社のブランドになる」という思いのもと、「人が集まる会社」として人間性を重視した組織づくりを進めていく。
冨永 一幹 社長
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採用情報
募集職種/施工管理職
応募資格/高専、専門学校、短大、大学、大学院卒
採用実績/2021年度3人
採用予定/5人程度
問合せ先/TEL.092-566-1249
(ふくおか経済EX2021年)