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株主優待に長期保有優遇制度を導入 下関市の東武住販


3年保有で優待利回り2倍に

福岡証券取引所に上場し、福岡、山口で中古住宅再販事業を展開する㈱東武住販(下関市岬之町、荻野利浩社長)は4月12日、株主優待に長期保有優遇制度を導入することを発表した。5月末から適用を開始する。
従来の株主優待は100株以上保有の株主に下関市ゆかりの食品1000円相当)を贈呈していたが、今後は100株以上保有で保有期間3年未満の株主には営業エリアにゆかりのある食品(1000円相当)を贈呈し、100株以上保有で保有期間3年以上の株主には同じく営業エリアにゆかりのある商品(2000円相当)贈呈に変更する。これにより、株主優待利回りは約2倍になり、長期保有株主の拡大を図っていく。
同社では「下関のアピールのために地元名産品にこだわり、評価も得てきたが、株主からのさらなる改善を求める意見をもとに変更した。今回の優待品変更によって営業エリアの地域振興の一助にしたいと考えている」と話している。
同社は1984年9月創業、1989年8月設立、資本金1億1276万円。従業員数135人。売上高66億4000万円(2018年5月期)。

2019年5月1.8日合併号