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8社から8・6億円資金調達 スカイディスク


AIエンジニア採用強化

AIやIoTサービスを展開する㈱スカイディスク(福岡市中央区舞鶴2丁目、橋本司社長)は4月18日、SBIインベストメント㈱など8社から第三者割当増資により総額8億6000万円の資金調達を実施したと発表した。
製造業向けのAI開発を推進するAIエンジニアの採用強化と開発ツールの整備を進めていく。出資企業はSBIインベストメント㈱(東京都港区、川島克哉社長)、AJS㈱(東京都新宿区、河﨑一範社長)、中島工業㈱(大阪市、山脇秀敬社長)、鈴与商事㈱(静岡市、加藤正博社長)、りそなキャピタル㈱(東京都江東区、宮嶋孝社長)、㈱環境エネルギー投資(東京都品川区、河村修一郎社長)、みずほキャピタル㈱(東京都千代田区、齊藤肇社長)、㈱DG Daiwa Ventures(東京都千代田区、踊契三代表取締役・萩野明彦代表取締役)の8社。
スカイディスクは今回の出資企業の中では2017年10月のAJSとの業務提携を皮切りに、18年1月に中島工業と、19年1月には鈴与商事と業務提携。AJSとは旭化成グループの工場におけるAI活用、中島工業とは工場向け水処理装置へAIを組み込んだパッケージ商品の開発、鈴与商事とはFA機器とAIサービスを組み合わせたビジネススキームの開発に取り組んでいる。協業を進めていく中でより強固なパートナーシップが必要と考え、資金調達を実施したという。今後も製造業を中心とした業務提携のほか、製造業向けのサービスを提供する企業とのアライアンスも進めていく方針。
同社は「今回の資金調達により、海外も含めた優秀な人材の採用を強化して製造業向けのAI開発ツールの充実を図り、製造現場へのAI導入を加速させていく」と話している。
同社は2013年10月設立。資本金17億2600万円。従業員数64人。

2019年5月1.8日合併号