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中間期は売上高は2・76倍の75億円 日創プロニティ


通期業績も上方修正

金属製品加工などの日創プロニティ㈱(福岡市南区向野1丁目、石田徹社長)の2月の連結中間決算は、売上高が前年同期比2・8倍の75億400万円、経常利益は同4・2倍の12億2400万円で増収増益だった。
金属加工事業の太陽アレイ支持架台の大型受注案件が好調に推移した。また2018年3月にグループ化した空調関連機器製造の㈱ダイリツの売り上げが寄与したことや、日創エンジニアリング㈱が手掛ける建設事業において既存案件の追加工事を複数受注したことにより増収。利益面では、増収基調に加え、グループ間の情報連携を図り、材工一括受注など営業活動に取り組んだ結果、大幅な増益となった。営業利益は4・2倍の12億900万円、純利益は4・2倍の8億500万円。
金属加工事業の売上高は前年同期比2・9倍の57億4700万円、セグメント利益は3・1倍の10億600万円。ゴム加工事業は、売上高が同1・0%減の6億3500万円、セグメント利益は同12・0%増の1億1200万円。建設事業は売上高が9・5倍の11億2100万円、セグメント利益は2億6800万円(同200万円のセグメント損失)。
この結果を踏まえ、通期連結業績を上方修正した。売上高は前回予想の116億円から12・1%増の130億円、経常利益は前回予想の13億200万円から36・7%増の17億8000万円を見込んでいる。
同社は1983年9月設立。資本金11億7696万円。従業員278人。

2019年5月1.8日合併号