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国際線北側拡張エプロンは5月末完成 九州地方整備局


国内線平行誘導路は今年秋に一部で供用

九州地方整備局博多港湾・空港事務所が、福岡空港滑走路増設工事で整備を進めている国際線北側拡張エプロン工事は、5月末にも完成する。
同エプロンは、旅客需要の増加や増設滑走路を整備するために、旧貨物施設で進められてきた工事。昨年9月からコンクリート舗装工事が行われてきた。拡張エプロンには、航空機3機が駐機できるスポットが整備される。今年度中にも運用が開始される予定。拡張エプロンの完成で、2024年度末の供用を目指す増設滑走路工事がこれから本格化することになる。
一方、国内線側で実施している平行誘導路二重化工事も終盤を迎えており、今年秋には一部で供用が始まる。また、平行誘導路二重化工事に合わせ、福岡国際空港㈱による国内線ターミナル再整備事業も20年夏のグランドオープンに向け、工事はラストスパートに入っている。3月28日には地下鉄空港駅とターミナルビル全フロアに直結した地下鉄アクセスホールが供用を開始、現在は新バスラウンジや送迎デッキの工事が行われている。

2019年5月1.8日合併号