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平均空室率0・2%で過去最低値を更新 東京都のCBRE調べ


福岡市のオフィス平均空室率

2019年第1四半期(1~3月)の福岡市のビル(延べ床面積が3300㎡以上で新耐震基準に準拠したビル)のオフィス平均空室率は、前期(2018年第4四半期)から0・2ポイント減少の0・2%で、2001年の調査開始以来の最低値をさらに更新した。8期連続して1%割れが続いている。
事業用総合不動産サービス・CBRE㈱(東京都港区)の調べによるもの。当期は2棟の新築ビルが、いずれもほぼ満室で竣工した。新規開設や拡張ニーズが極めて旺盛なため、供給が需要に追い付かない状況となっており、最低値の更新が続いている。同社では「2019年はわずかな供給にとどまるため、需給タイトな状況はしばらく続くだろう」と分析している。また、想定成約賃料(円/坪)も、1年前に過去最高を更新してから上昇ペースは続いており、当期も2・6%増の15190円となった。

2019年5月1.8日合併号