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シンジケートローンで国内外新規出店などの資金調達 力の源ホールディングス


機動性と安定性を確保

ラーメン店「博多一風堂」経営、飲食関連コンサルティングなどの㈱力の源ホールディングス(福岡市中央区大名1丁目、河原成美社長)は3月14日、三菱UFJ銀行など3金融機関とシンジケートローン契約を締結した。
国内外の新規出店および新工場にかかわる製造設備増強を見据えた資金調達が目的で、借入条件と窓口の一本化による機動性と安定性の確保を図る。参加金融機関はアレンジャー兼エージェントの三菱UFJ銀行、西日本シティ銀行、りそな銀行。コミットメント期間付タームローンのうち、国内新規出店や設備増強に向けたトランシェAで10億円、海外新規出店への投資資金はトランシェBで7億円を調達。タームローンとしてのトランシェC94万ユーロおよびトランシェD136・9万米ドルは子会社における外部借り入れの返済に充てる。また、外貨での借り入れについては、出店エリアに応じた複数通貨(マルチカレンシー)で実施し、為替相場変動による為替リスクを軽減する。

2019年4月2日発行