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福岡県と災害時における法律相談業務の協定 福岡県弁護士会


全国2例目

福岡県弁護士会(福岡市中央区六本松4丁目、上田英友会長)は2月27日、福岡県と災害時における法律相談業務などに関する協定を締結した。
災害ADR(裁判外紛争解決手続)業務に関して自治体が弁護士会との間で協定を締結するのは和歌山県に次ぎ全国2例目。大規模災害が発生した際に、福岡県と協力して速やかに無料の法律相談会を実施するほか、災害ADRを迅速かつ円滑に実施できる体制を整備することで被災者が直面するさまざまな法的問題の解決を支援し早期の生活再建につなげる。同会は、これまでにも、災害時に発生する住宅ローン問題や賃貸借関係、近隣との境界問題などの法律問題で、災害対策本部の立ち上げや無料相談の実施、弁護士会のADRの整備などの対応をしており、今回の協定で協力体制をさらに強化する。

2019年3月12日発行