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博多駅前3丁目への本社事務所移転を開始 西日本鉄道


福ビル解体に伴い、4月1日に正式始動

西日本鉄道㈱(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は、3月11日から福岡市博多区博多駅前3丁目の「博多センタービル」への本社事務所の移転を開始した。4月1日に新本社事務所で正式に営業開始する。
同社では現在入居している福岡ビルを含む福ビル街区の再開発を推進しており、4月から福岡ビルの解体に着手することから、同ビルに勤務する22部署・社(約850人)を順次移転するもので、本社移転は58年ぶり。テナントとして入居する博多センタービルは住吉通り沿い、博多駅前4丁目交差点の北東角地に立地し、地上13階地下2階建て。新ビル完成後には本社を再び天神に戻す予定だが、今回の移転を機にフレックスタイム制度の活用推進やフリーアドレスの促進、ペーパーレス化やIoT技術による業務効率化など働きやすい職場環境作りに取り組み、さらなる成長実現のための体制整備を進める。
移転スケジュールは、11日から鉄道事業本部と都市開発事業本部、まちづくり推進本部、西鉄ケアサービス㈱、18日から住宅事業本部と西鉄人事サービス㈱、西鉄ウィルアクト㈱、25日からIT推進部や経理部、事業創造本部、自動車事業本部、ホテル事業本部、㈱西鉄アカウンティングサービス、㈱ニモカ、4月1日から監査部や監査等委員会室、安全推進部、秘書室、総務広報部、経営企画部、法務コンプライアンス部、人事部を移し業務を開始する予定。
福ビル街区の新ビルは、地上19階地下4階建てで延べ床面積が約140万㎡に上る、オフィスとホテル、商業施設で構成する複合ビルに建て替える計画。2024年春ごろの完成を目指している。

2019年3月12日発行