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一蘭
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㈱一蘭
天然由来にこだわり「安全・安心・健康」のラーメン実現
多くの車が行きかう通称・日赤通り沿いで、博多を代表する天然とんこつラーメン専門店「一蘭」はその歴史の幕を開けた。そして０８年９月、装いを新たに「発祥の店 那の川日赤通り店」として生まれ変わり、歴史の新たな１ページが開かれた。
博多ナンバーワンの誇りを胸に、とんこつラーメン一本に絞ったメニューや、代名詞とも言える味集中カウンターなど、常に時代の先を読んで業界をリードしてきた。「味」と「味わうこと」に飽くなきこだわりを続ける同社が、１５年前から取り組んできて、遂にその集大成となった商品を発祥の店で披露している。それが「天然極上とんこつラーメン」だ。きっかけは「ラーメンは消化に悪い、病中病後は控えたほうがいい」という話を耳にしてからだった。ならばと、研究を重ね、麺のコシを強め、独特の色合いを作り出す一方、消化を妨げる原因ともなっていた“かんすい”を使用せず、重要な栄養素であるカルシウムを配合した「わた麺」が完成。また、コラーゲンを豊富に含んだスープや、化学調味料を一切使わない秘伝の極上たれ、そして、天然素材のみで作った隠し味「わソース」から形成された、なんとほぼ無添加の「天然極上とんこつラーメン」が誕生。まさにまったく新しいとんこつラーメンとして注目を集める。
総勢４０人の職人が日々の努力を惜しまず、美味しさを絶対条件に「安心・安全・健康」を追い求めて結果生まれた極上の一品。発祥の地から全国へまた大きな一歩を踏み出した。
DATA
〔所在地〕〒810-0801 福岡市博多区中洲5-3-2 一蘭本社ビル2F
〔TEL〕092-282-1111
〔設立〕1995年12月
〔資本金〕4000万円
〔事業内容〕ラーメン店「一蘭」の経営
〔従業員〕90人・パート1200人
〔売上高〕49億円（平成19年12月期）
（ふくおか経済2008年11月号FACE）