NEWS

春の新商品もパスタ関連強化 ピエトロ


好調のパスタソースなどをリニューアル

ドレッシングなど製造・販売やレストラン事業を展開する㈱ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、高橋泰行社長)は、今年春の新商品としてレトルトパスタソース2品、リニューアル商品としてボトル入りパスタ―ソース4品を発売するなど、パスタ関連商品を強化する。
これはパスタ関連商品をドレッシングに次ぐ第2の柱に育成し、2020年をめどに売上高10億円を目指す一環。特に昨年春にリブランディングしたボトル入りパスタソース「おうちパスタ」は同10月から放映開始した俳優中村倫也さんを起用したCMも好評で、今年度第3四半期累計(4月~12月)で前年同期比2・5倍と大きく伸長。今回は安全性の検証を重ねた結果、2月1日製造分から全6品のうち4品(ごまガーリック、ペペロンチーノ、ジェノベーゼ、ナポリタン)の賞味期限を4カ月から6カ月に改定し、売り場での訴求力を高めた。
また、同社初の地域限定商品として、九州・中四国限定の「高菜しょうゆ」も2月12日から発売。九州名産の高菜のおいしさに醤油のコクとごまの香ばしさを合わせた風味豊かな限定商品として5万本限定で販売する。いずれも内容量180㎖で希望小売価格は360円。
さらに、昨年秋にリニューアルし、同じく第3四半期累計で同7・6%増と好調に推移するレトルトパスタソース「洋麺屋ピエトロ」シリーズには、新アイテム2品を投入。レストランメニューを商品化できる強みを生かし、同社レストランでも人気のクリーム系パスタで産地限定のこだわりや安心感を乗せた「瀬戸内レモンのカルボナーラ」と「鹿児島産黒豚のチーズクリーム」を3月1日に発売した。リニューアルと同時に全品一律から3つの価格帯へと幅を持たせており、1箱(1人前)の希望小売価格は瀬戸内レモンのカルボナーラが350円、鹿児島産黒豚のチーズクリームが290円。
このほか、主力のドレッシング商品では、オレンジキャップ「和風しょうゆ」に次ぐ人気商品「グリーン 和風しょうゆ」を2月1日製造分からリニューアル。国産玉ネギを増量し具材感をより高めるとともに、りんご酢を加えることで従来油分を70%カットしているため際立っていた酸味を抑え、よりまろやかに仕上げた。ヘルシー志向のグリーンを再提案することで、好調な280㎖ドレッシングシリーズをさらに強化する。

2019年3月5日発行