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分散エネルギー情報基盤開発法人と連携 chaintope


ブロックチェーン実装を推進

ブロックチェーン技術開発などの㈱chaintope(チェーントープ:飯塚市幸袋、正田英樹CEO)は2月4日、分散エネルギー情報基盤開発の(一社)DELIA(福岡市、中村良道代表理事)と、ブロックチェーンの社会実装について連携することで合意した。
再生可能エネルギーの経済的自立や分散エネルギーシステムをはじめとしたエネルギー関連事業の研究開発、スマートシティなど社会実装を推進するDELIAと連携することで、エネルギー業界へのブロックチェーン技術の活用を図る。また、チェーントープが提供している電力業界向けにデザインしたブロックチェーンベースの新たなプラットフォーム「Electrowise」を日本国内のみならず海外での実証実験を通して社会への実装を加速していく計画。正田CEOは「人々がより暮らしやすい自律分散型社会モデルの実現をビジョンとして掲げ、ブロックチェーンの基盤技術の研究を進めている。今回の連携で、真にブロックチェーンを活用した分散エネルギーのマネジメントシステムが実現できることを期待し、また中村代表の電力業界への深い知見やさらに強いリーダーシップが合うことで、今後多くのイノベーションを起こせることを確信している」と話している。
DELIAは2018年11月に一般社団法人化。分散型エネルギーシステムによるブラックアウトの防止など、国土強靭化を推進し、電力インフラをより強固にすべくビジネス推進している。会員には大手電力会社をはじめ業界をリードする多くの企業が名を連ねる。

2019年3月5日発行