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売上高0・8%増の186億6100万円  ダイショー    経常益は原材料費高騰で4期連続減


 大手調味料メーカー株式会社ダイショー(福岡市東区松田1丁目、松本洋助社長)の15年3月期連結決算は、売上高が前年比0・8%増の186億6100万円、経常利益が同39・4%減の4億3300万円で4期連続の増収減益となった。
 販売好調な即食向け製品「5つの味のスープはるさめ」のラインナップの拡充に加え、業務用向け「オイルソース類」や新製品を投入した主力の鍋スープなどが順調に推移し、単独決算時代を含め13期連続の増収となった。利益面では原材料価格の上昇が大きく響き、営業利益は60・8%減の4億3200万円、純利益は73・7%減の2億7200万円と経常利益とともに大幅な減益となった。
 今期は売上高が197億円(5・6%増)、経常利益が5億円(15・3%増)の増収増益を見込んでいる。