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0・4%で半年ぶりに最低値を更新  東京都のCBRE調べ


福岡市のオフィス平均空室率

2018年第4四半期(10~12月)の福岡市のビル(延べ床面積が3300㎡以上で新耐震基準に準拠したビル)のオフィス平均空室率は、前期(2018年第3四半期)から0・1ポイント減少の0・4%で2期(半年)ぶりに調査開始以来の最低値を更新した。7期連続して1%割れが続いている。
事業用総合不動産サービス・CBRE㈱(東京都港区)の調べによるもの。当期の新規供給は、築年数の経過したビルからの移転と新規開設などから満室で竣工した。さらに来期竣工予定の2棟についても、立ち退きによる移転でいずれも満室で竣工する見込みで、同社では「需給ひっ迫の状況はさらに進むだろう」と分析している。また、想定成約賃料(円/坪)も、1年前に過去最高を更新してから上昇ペースは緩んでおらず、当期も2・2%増の14800円となった。

2019年2月5日発行