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中央区赤坂にサテライトオフィスを開設 メンバーズギフテッド


発達・精神障害者の雇用支援

東証1部上場のデジタル関連、㈱メンバーズの子会社で、障害者雇用を支援する㈱メンバーズギフテッド(東京都中央区晴海1丁目、小峰正仁社長)は1月28日、福岡市中央区赤坂3丁目にサテライトオフィスを開設した。
場所はけやき通りのGirasole赤坂ビル4階で東京本社以外では初の拠点となる。名称は「デジタルサテライトオフィス赤坂けやき通り」。地元居住でデジタルスキルを持つ発達・精神障害者を首都圏企業が雇用する仲立ちをし、その執務スペースとする。サテライトオフィスでは、業務従事者に合った環境整備・医療サポートのほか、求職者に対するスキル育成なども予定。当初は常駐スタッフ1人でスタート、同オフィスでの就労者数30人を目指す。
今回のサテライトオフィス開設について小峰社長は「地方では首都圏ほど障害者雇用が進んでいない面がある一方、福岡は首都圏や関西圏などに次いで情報系の資格取得者の人口比率が高いことなどから判断した。今後福岡では、もう1カ所オフィスを置き就労100人体制を目指す」と話している。
メンバーズギフテッドは2018年10月設立、資本金は3000万円。㈱メンバーズの100%子会社で、地方の障害者、特に発達障害者の遠隔での首都圏企業への雇用支援が目的。将来的に就労1000人規模を目指すという。

2019年1月29日発行