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気温の高まりで2カ月ぶりのマイナス 九州スーパー販売額


野菜の相場安も影響

九州経済産業局が1月10日に発表した2018年11月のスーパー販売額(速報値)は、九州内全店ベース(415店舗)で前年同月比1・8%減の808億円、2カ月ぶりの減少となった。
気温の高まりが影響したことや野菜が相場安となったことがマイナスの要因。商品項目別としては、「衣料品」が地元プロ野球チームの関連セール品が好調であったものの、気温が高まった影響で高単価の冬物衣料が低調であったことから、12カ月連続で前年を下回る8・1%減の121億円。「飲食料品」では、11月半ばから野菜の相場が下がったことや鍋物などに使用される季節料理向けの食材が低調であったことから、2カ月ぶりに前年を下回る0・9%減の491億円。「その他」では、風邪用マスクやカセットコンロ用のガスボンベが低調であったことから、0・1%減の196億円だった。
表はこちらから。

2019年1月22日発行