NEWS

  • 地域

売上高は0・5%減の251億円  RKB    放送増収もシステム関連など落ち込み


 RKB毎日放送株式会社(福岡市早良区百道浜2丁目、井上良次社長)の15年3月期連結決算は、売上高が前期比0・5%減の251億円、経常利益が同11・9%減の16億7000万円で2期ぶりの減収減益となった。
 消費増税前の駆け込み需要の反動でテレビのスポット広告が落ち込んだものの、ラジオショッピングなどが好調だったラジオ部門が伸び、主力の放送事業収入は165億7400万円で0・3%の増収。しかしシステム関連事業、不動産事業が振るわず、全体では2期ぶりの減収となった。利益面では番組費などの経費の効率的運用で収益確保に努めたが、営業利益は13・8%減の15億2100万円、純利益が6・4%減の10億3100万円とともに減益となった。
 今期は売上高が255億3000万円(前期比1・7%増)、経常利益が17億1000万円(同2・3%増)の増収増益を見込む。