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満60歳以上も利用可能な新型住宅ローン 西日本シティ銀行


セカンドライフを支援

㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は12月25日、満60歳以上も利用可能な新型住宅ローン「NCB住宅ローン リ・バース60」の取り扱いを開始した。
これは中期経営計画で掲げる個人顧客向けの「人生まるごとサポート」の一環として豊かなセカンドライフを支援するため開発したもので、独立行政法人住宅金融支援機構の住宅融資保険を活用した住宅ローン。毎月元金を支払う一般的な住宅ローンと異なり、契約者が死亡した際(=融資終期)に担保物件の売却によって元金が返済となるため、毎月の返済は利息のみとなるのが特長。ノンリコース型で、担保物件の売却価格が借入残高を下回った場合も、不足額を相続人に請求しない。資金使途は「居宅に関する資金」に限定しており、契約者が居住する住宅の建築資金や購入資金、リフォーム資金、サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金に利用できるほか、既存住宅ローンの借り換え資金や子息世帯の住宅購入や建築資金の支援にも利用できる。
融資上限額は①建設資金または購入資金の場合が5000万円、リフォーム等資金または入居一時金の場合が1500万円②所要資金額(借り換えの場合は対象の住宅ローン残高)③担保評価額の 50%以内のうち、最も低い金額。
※資金使途が生活資金の場合は、リバースモーゲージ『輝く明日へ』がご利用いただけます。融資利率は変動金利で年2・725%(昨年12月21日時点) で、対象物件が「割引金利適用地域」に所在する場合、上記金利から0・1%を割り引いた金利を適用する。
同行では「今後もお客さまのさらなる利便性向上に努め、お客さま目線でのサービス向上に取り組んいく」と話している。

2019年1月16日発行