松本組

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松本 優三

㈱松本組 社長

（写真上）玄海島地区舗装工事　（左下）「桑の河内川」付替砂防堰堤工事　（右下）九州電力㈱福岡東営業所移転新築工事

社会資本整備への貢献と企業価値創造に注力

創業以来、９３年という長い歴史と洗練された技術力、環境に配慮した施工実績で、九州における地域振興に大きな役割を果たしてきた地場大手ゼネコンの㈱松本組。
同社が掲げる「社会が切望する新たな価値観の創造」、「自ら活路を見出す努力と徹底」に基づき、長年培ってきた知的財産は、次世代を支える「社会資本整備ビジネス」のモデルケースとして県内外から高い評価を獲得し続けている。
近年、国や県、地方自治体、民間事業規模の縮減を余儀なくされているものの、都市形成に必要な治山、治水、鉄道、道路、住宅および下水道に対するライフラインの再構築、維持管理の必要性は依然高まっており、「当社がこれまで量から質へシフトして得た経営ノウハウや品質システムの有用性、それに伴う企業戦略の是非によって、今後の企業成長の在り方が決まる」と松本社長は長期を見据えた公共・民間需要の新たな可能性を追求している。
２００８年１月には玄海島地区舗装工事を受注したほか、筑紫郡那珂川町の「桑の河内川」付替え砂防堰堤工事や「樋井川〜片江高架橋」舗装新設工事、九州電力㈱福岡東営業所（福岡市東区名島２丁目）新築移転工事を相次いで手掛けるなど、社会資本整備における確かな実績と企業価値の高さを実証した同社。今後もＣＳＲ活動を推進し、地域社会への更なる貢献、「松本組ブランド」飛躍のため、「元気都市・福岡」づくりの最前線を支え続ける。

まつもと・ゆうぞう／福岡市東区出身。1957年11月12日生まれの51歳。明治大学商学部卒。81年4月に㈱松本組入社。90年に常務、93年4月に代表取締役副社長を経て、94年7月に代表取締役社長に就任。福岡商工会議所議員。福岡県建設業協会会長、福岡県建設業厚生年金基金理事長、建設業労働災害防止協会福岡県支部顧問ほか要職多数務めている。

DATA
所在地／〒812-0054福岡市東区馬出1-1-19
TEL／092-651-1031
創業／1916年5月
設立／1966年5月
資本金／3億円
従業員／140人
営業種目／土木、建築、道路、鉄道、電力および各種関連工事
支店／東京
営業所／久留米
関連会社／㈱陽光商事、㈱結城補道、㈱SPR工業

http://www.matsumotogumi.co.jp

（ふくおか経済2009年11月号FACE）