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世界史のデータベースを開発 コテン


2019年12末をめどに

歴史データベースの研究開発の㈱コテン(福岡市中央区大名2丁目、深井龍之介社長)は2019年12月末をめどに世界史のデータベースを開発している。
歴史人物のマネジメントの共通点の検索や、行動や出来事を関連付けた世界地図により、出来事が起こった場所が分かるもの。人物の性格などカテゴリ分けされた項目の中から、「大器晩成型の人間のうち何パーセントが幼少期に何を経験している」というような歴史情報の統計分析も可能。小説やゲーム、映画、ネット記事に携わるコンテンツビジネスの法人やライター、教育関係者が参照データとして活用できるようにする。言語は日本語、英語、中国語に対応。サービス費用は法人向けが約1万円、コンテンツによって課金制度も用意し、個人には無料での提供を構想している。
深井社長は「歴史とITを掛け合わせたこの研究開発を強化するため2019年は、あと2人ほどの採用を予定している。リリース後もバージョンアップを重ねていく」と話している。
同社は、2016年2月設立。資本金30万円。従業員は3人。決算期12月。深井社長は島根県出雲市出身。1985年11月24日生まれの33歳。九州大学文学部社会学科卒。趣味は人文学の本を読むこと。

2019年1月8日発行