１２月、東証マザーズ・福証Ｑボード上場　テノ．ホールディングス

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新卒採用強化も

公的保育事業ならびに受託保育事業を展開する子会社２社を傘下に持つ㈱テノ．ホールディングス（福岡市博多区上呉服町、池内比呂子社長）は１２月２１日、東京証券取引所マザーズと福岡証券取引所Ｑボードに上場した。
初値は公開価格１９２０円を上回る２４００円。終値は２１５０円だった。池内社長は福岡証券取引所であった会見の中で、「上場は目標だった。新たなステージに立てるのがありがたい」とあいさつ。今回調達した資金は公的保育所の開設費用に充てることを検討しているという。また、「収益率を上げるために、新卒採用に力を入れ採用コストを下げる」「女性の雇用と女性のためのビジネスを創出していきたい」と語った。
同社は１９９９年７月創業。１５年１２月設立。福岡をはじめとした九州と首都圏で認可保育所、受託保育所などを２５７カ所で展開する（１８年１０月末）。１８年１２月期の連結売上高予想は９３億５０００万円。

2019年1月8日発行