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天神愛眼グループ
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㈱天神愛眼グループ
顧客との信頼で築き上げた130年
今や天神愛眼ビルのシンボル商品ともなった遠近両用レンズ「夢のレンズ」の売り上げが好調だ。同レンズはその名の通り、従来の遠近両用レンズの最大の欠点だった「視界の揺れ」や「歪み」を大幅に軽減したのが特徴で、今ではその機能性を求め、国内だけでなく、海外からも来店者がいるほど相変わらず高い支持を得る。同ビルではこれを受け、今期から同レンズの体験コーナーを拡張。同時に接客サービスの強化や検査機能の充実も図るなど、顧客視点に立った販売体制でさらなる普及促進に努めている。
一方、補聴器やコンタクトレンズも、他店を圧倒する豊富な品揃えときめ細かなサービスを強みに、売り上げは堅調に推移。特に最近ではコンタクトの誤った認識、不適切な使用による健康被害などが報告される中、同店では検診医と連携した適切なアドバイスや、顧客への正しい商品知識の啓発にも積極的に取り組む。「安全面で当社の方針にそぐわない商品は取り扱わない場合もある。『本当に良いものだけをお客様に』という販売ポリシーのもと、安心・安全面への配慮は今後も力を入れなければならない」と緒方憲専務は語気を強める。
今年で創業130周年を迎えた天神愛眼グループ。これまで永く愛されてきた秘訣にあるのは、同社の徹底した運営方針による安心感が生んだ顧客との絶対的な信頼関係に他ならない。
DATA
所在地/〒810-0001 福岡市中央区天神1-7-15
TEL/092-716-0001
創業/1879(明治12)年
設立/1967年11月
資本金/2億3,113万円
事業内容/メガネ、コンタクト、補聴器、装飾品の卸・小売業(グループ内では不動産、保険、人材派遣、健康関連商品事業も展開)
従業員/128人
売上高/36億5,000万円(08年度実績)
店舗/福岡県内を中心に6店舗
http://www.tenjin-aigan.co.jp/
(ふくおか経済2009年11月号FACE)