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技術系会議通訳者の育成講座 みずトランスコーポレーション


依頼増加による人材不足に対応

技術翻訳や監査・視察・会議通訳の合同会社みずトランスコーポレーション(福岡市南区塩原4丁目、水谷みずほ代表)は2月、技術系会議通訳者育成講座を開講する。
近年、技術系会議通訳や視察、監査通訳の依頼が増えており、技術工業分野に対応できる人材が不足しているため。講義内容は技術通訳の求められる分野や必要な資質をはじめ、専門用語の学習、技術系のクライアントとの関係構築について、逐次通訳実技、技術プレゼン通訳時の注意点、翻訳課題の添削など。また、技術面だけでなく所作の指導によりホスピタリティを備えた会議通訳者を育成する。対象分野は機械、自動車、食品衛生、物流、半導体、鉄鋼、ロボット業界など。講座日時は2月11日~11月まで。全10コマで1コマの授業時間は2時間半~3時間。1クラス5~8人を予定しており、希望者多数の場合は受講者のレベルに応じてクラスを分ける。受講料は一般社団法人九州通訳・翻訳者ガイド協会の会員は5万4000円(税込)。非会員は7万200円。講師は水谷代表が務める。
水谷代表は「一度技術系や工業系に慣れると、仕事のチャンスは限りなく広がり、分野が違ってもかなりの応用がきく」と話している。

2018年12月26日発行