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2カ月連続で大幅増の9件 福岡市内開発申請状況


アイランドシティで大型開発

ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1000㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(18年月11月分)をまとめ、法人による申請件数は前月比3件増の9件だった。
開発の内訳は、住宅が4件、寄宿舎が2件、倉庫が1件、駐車場が1件、医療施設が1件。開発面積が最大だったのは、不動産デベロッパーの積水ハウス㈱(大阪市大淀中、仲井嘉浩社長)が東区香椎照葉に開発する戸建住宅、共同住宅、保育所等の事業施設で、開発面積は2万8559㎡、戸数は第1工区が41戸。アイランドシティの北側、福岡市工区の大型開発に着手する。次に開発面積が大きかったのは、飲料メーカーの九星飲料工業㈱(糸島市波多江、仲原孝志社長)が西区宇田川原で建設する倉庫で、開発面積は1万6386㎡。
開発件数は2カ月連続で大幅増。住宅から事業関連まで幅広い開発が見られたほか、1万㎡越えの大型開発も目立った。当月は個人の申請も5件あり、開発意欲の高まりが見て取れる。
表はこちらから。

2018年12月26日発行