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九州内の高速バスデザインを一新  西日本鉄道


設立110周年を機に

西日本鉄道㈱(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は、設立記念日の12月17日に1台導入するのを皮切りに九州島内を運行する高速バス(一部の車両除く)のデザインを一新する。
これは前身の九州電気軌道㈱の設立から110周年を迎えるのを機に一新するもので、高速バスのデザイン変更は1990年の福岡―鹿児島線「桜島」の運行開始以来、28年ぶり。デザイン変更にあたっては、複数部署の担当者で意見交換しながら「また乗ってみたい」と思ってもらえるようなデザインを検討した結果、これまで2種類あったデザインを一新し統一することで、西鉄グループの高速バスとしての認知度向上を目指す。まず福岡・福岡空港―熊本線で1台の運行を開始し、来年3月末に21台の導入を予定。将来的には九州島内を運行する高速バス(一部の車両を除く)に新デザインのバスを導入する。
新デザインのコンセプトは「HARMONY」で、「高速バスが街を駆け抜け、街を訪れる人と人、人と街を結ぶ橋渡し役として『夢』や『ときめき』のハーモニーを奏でながら、感動を提供し続けよう」という思いを込めたという。ビジュアル的にはコーポレートシンボルの「N」を起点に躍動感と力強さを、五線譜は颯爽と駆け抜ける風のような爽快感と快適性を表現した。

2018年12月18日発行