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宗像市に除湿機ローター製造の新工場 西部技研


同社最大級で投資額30億円

省エネ・環境保全装置機器製造販売の㈱西部技研(古賀市、隈扶三郎社長)は、宗像市に除湿機のローターを製造する工場を新設する。来年1月着工予定で、完成は来年9月の見通し。
場所は玄海ゴルフクラブ近く。約2万2000㎡の敷地に、建築面積約7000㎡、延べ床面積1万㎡強の工場を建てる。同社は本社がある古賀市の青柳工業団地内に、除湿機やVOC(有機溶剤)濃縮装置を製造する複数の工場を設けているが、旺盛な需要を背景に、工場新設で製造、生産能力を増強する。新設工場は同社でも最大級で、投資額は約30億円。「スマート工場」として、生産時に高度な自動化が実現できるよう設計する。自動化により、現在、除湿機ローターの製造にかかわる人員約30人を半数程度に抑える計画。一方で、生産能力は現状の3~4倍程度が見込めるという。除湿機のローターと、ローターを組み込んだ完成品を製造する。

2018年12月18日発行