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「福岡ヘルス・ラボ」事業の実施予定者に5件選定    福岡市と福岡地域戦略推進協議会


九州大学など

福岡市と福岡地域戦略推進協議会(麻生泰会長)は11月27日、産学官民の共働で「楽しみながら」「自然に」健康になれる新サービス・製品の普及を促進する「福岡ヘルス・ラボ」効果認証型実証事業における2018年度の実施予定者として5件を選定したと発表した。
同事業は、保健医療分野の新戦略「福岡 100」プロジェクトの一つとして、17年度から開始。企業などから提案を受けたサービス、製品を、モニターである市民に対し検証する実証事業で、結果が、市民の健康づくりや介護予防へ寄与すると認められる場合などに、「福岡ヘルス・ラボ」がその実証結果を認証する。今回選定された5件は、実証にあたり必要となる倫理審査の通過や実証フィールドの確保など準備が整ったものから順次実証事業を実施していくという。
実施予定者は、①㈱サムライト、九州大学による「行動変容・レジリエンスをうながすチャット型コミュニケーション『脳若365』」②㈱デジタルガレージ、㈱Welbyによる「PHRを活用した生活習慣病予防プログラム」③㈱DentaLightによる「myDental」④㈱西日本新聞社、凸版印刷㈱、正興ITソリューション㈱による「ふくおか散歩」⑤歯っぴー㈱、福岡歯科大学による「Happy Dental Check(HDC)」。

2018年12月11日発行