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中央ふ頭クルーズセンターでの外貨買取サービス  西日本シティ銀行    キャナルシティにも導入検討


 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は7月2日、福岡市が運営する「中央ふ頭クルーズセンター」(同区沖浜町)での自動外貨両替機による外貨買い取りサービスの取り扱いを開始する。
 これは地方創生に向けた取り組みの一環。福岡を訪れる外国人旅行客の外貨キャッシュ両替ニーズに対して、自動外貨両替機導入を図っており、今回は昨年9月の太宰府支店に続いて二例目。今後は、福岡を代表する複合商業施設「キャナルシティ博多」内への導入を検討しているほか、今年9月をめどに太宰府支店に設置している自動外貨両替機の営業時間延長(休日対応など)、取扱通貨の拡大などサービス機能の拡充を図る。
 中央ふ頭クルーズセンターの自動両替機の取扱通貨は、米ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン、台湾ドル、香港ドル、豪ドル、タイバーツ、シンガポールドル、英ポンド、カナダドル、スイスフランの12通貨。利用時間は午前9時から午後9時まで(センター開館日、開館時間のみ利用可能)。取扱限度額は1回あたり10万円相当額以下。適用相場は同行所定の外国通貨買相場(Cash Buyingレート)を適用。対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語の4言語。
 同行では「さらなる増加が予想される外国人旅行客の九州での買い物利便性の向上にグループをあげて取り組むことで、インバウンドビジネスを通じた地域経済の活性化に貢献していきたい」と話している。
 中央ふ頭クルーズセンターは福岡市が14年度後半から整備を進め、今年が5月17日にオープン。平家建てで床面積は約2800平方m(待合棟が約1300平方m、CIQ棟が約1500平方m。最大20の入国審査ブースを設置可能。