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入居者向けスマホアプリの配信開始 駅前管理システム


クレーム対応など

不動産賃貸管理の駅前管理システム㈱(久留米市東櫛原町、佐藤浩幸社長)は12月1日、入居者向けスマートフォンアプリの配信を開始した。
アプリ名は「e―アプリ(イーアプリ)」。同社が管理する賃貸物件の入居者を対象に、チャットによるクレーム対応、契約条件やライフラインの確認、解約、車庫証明などを提供する。将来的には、同アプリを中心とした駆け付けサービスや契約手続きの電子化にも対応していく予定。また同アプリは、賃貸住宅の入居者管理システムを運用するパレットクラウド㈱(東京都)が提供する「パレット管理」を導入したもので、今後も同社と連携しながら不動産のIT化を図っていく方針。
同社では「入居者にとって役立つコンテンツを配信し、利便性の高いサービスの提供に努めたい」と話している。
同社は2002年8月設立。資本金1000万円。福岡、佐賀、熊本を中心にアパート、マンションの賃貸管理業のほか、コインパーキング事業やコンテナのレンタル事業にも取り組む。拠点は福岡支店(福岡市博多区)のほか、柳川、大牟田、佐賀市内に営業所を置く。従業員数はパート含め51人。

2018年12月4日発行