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サービス部門の子会社・昭和ネオスを吸収合併 昭和鉄工


4月1日付で

熱源、空調機器メーカーの昭和鉄工㈱(糟屋郡宇美町宇美、福田俊仁社長)は2019年4月1日、子会社でサービスメンテナンス事業の昭和ネオス㈱(福岡市博多区空港前3丁目)を吸収合併する。
サービス部門を親会社に統合することで製造と営業部門との連携を強化するもの。
昭和ネオスは1998年3月設立、資本金は4000万円、発行済み株式総数は800株、2018年3月期は売上高42億9400万円、経常利益は1億4800万円。
昭和鉄工は1933年4月設立、資本金は16億4100万円、発行済み株式総数は89万7000株、2018年3月期連結決算は売上高124億6400万円、経常利益が4億9200万円。
同社では「さらなる品質とサービスの向上を図り、顧客接点力を強化させ、顧客満足度と収益を最大化する」と話している。

熱処理炉の売り上げ好調で増収

また同社の2018年9月中間連結決算は、売上高が前期比3・6%増の61億4900万円、経常利益0円(前年同期は1億4800万円)だった。
サーモデバイス機器の熱処理炉が好調で増収。一方で同じ機器装置事業の業務用エコキュート・鋼板製ボイラーなどの熱源機器や空調機器、素形材加工事業、サービスエンジニアリング事業は減収した。通期では売上高8・4%増の135億円、経常利益12・7%減の4億3000万円を見込んでいる。
同社では「安定的に売上高120億円以上、利益率4%以上を維持するため、経営基盤の盤石化を図る」と話している。

2018年12月4日発行