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18年度上期の輸送実績は68万3千人で過去最高 九州運輸局


前年同期比2・3%増

九州運輸局が11月16日に発表した九州(山口・下関を含む)と韓国・釜山を結ぶ日韓定期航路の2018(平成30)年度上半期の輸送実績は、前年同期比2・3%増の68万3000人だった。
4年連続で増加、過去最高を更新した。国籍別では韓国人利用者が対馬人気の継続で対馬航路では8%増の3万1000人となったものの、博多、下関航路がいずれも減少となり、0・3%減の60万5000人に止まった。一方、日本人利用者は、昨年の朝鮮半島情勢緊迫化による減少から回復し、29%増の6万6000人だった。
航路別では、博多航路で日本人利用者が33・7%増となったものの、韓国人利用者が12・9%減となり、1%減の17万2000人。対馬航路は、すべての国籍で増加、8・1%増の42万5000人となり、統計データ(上半期ベース)のある99年以降では過去最高の実績を記録、7年連続の増加となった。下関航路は日本人利用者が10・6%増となったものの、韓国人利用者が17・8%減となり、14・9%減の8万6000人だった。

2018年11月27日発行