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博多区住吉2丁目に19室の宿泊施設 くらしコーポレーション


インバウンド客取り込む

不動産再生事業の㈱くらしコーポレーション(福岡市中央区天神3丁目、坂本俊二社長)は12月1日、同市博多区炭所2丁目に19室の宿泊施設をオープンする。
場所はキャナルシティ博多南側、住吉神社近く。施設名は「ホテルハライソ」。インバウンド向けのゲストハウスが入居していたHUKUHUKUビルに居抜きで入居。約2000万円をかけリフォームを施し、旅館業法の簡易宿泊所として開業する。ターゲットは福岡にグループで訪れる韓国や中国の観光客。建物は鉄骨造り5階建てで、延べ床面積は622㎡。1部屋あたり25・5㎡で、最大4人まで利用ができる。坂本社長は「宿泊事業参入から4年、1棟すべてを宿泊施設として運営するのは初の試み。所有する部屋数も今回の19室を加えて、計27室に拡大した。今後も市況を見ながら積極的に展開していきたい」と話している。
同社の資本金は2000万円。現在、福岡市内で8室、北海道函館市、京都市、東京・浅草でも1部屋ずつ宿泊所を運営している。

2018年11月27日発行