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15カ月連続で40万人超 九州運輸局


クルーズ減少で前年比6・9%減

九州運輸局が11月6日に発表した九州への外国人入国者数によると、8月の入国者数(確定値)は前年同月比6・9%減の44万2037人で、昨年6月から15カ月連続で40万人超だったことが分かった。
8月単月では、通常入国者数が前年同月比4%増の27万9592人と過去最高になったものの、クルーズによる上陸観光者数が同21・2%減となったため、前年実績を下回った。国・地域別では、韓国が同0・3%増の18万1370人で微増。中国は通常入国者数が同14・5%増となったものの2万3401人、クルーズ船の上陸観光が同19・4%減となったことから、前年比18・5%減の18万4627人と全体を押し下げた。台湾は同11%増の3万3718人、香港は22・1%増と前年増で推移し、タイは同24・5%減の1264人だった。
クルーズ上陸を含まない9月の入国者数(速報値)は、同12・5%増の28万6514人で、1月から9月までの累計は372万6770人となっている。

2018年11月13日発行